タイ版RoHSへの対応は?

タイ版RoHSの情報がこちらのサイトで紹介されている。
どうやらEU-RoHS指令とはあまり大きな違いはないようである。
ただ1点大きく違うと思われるのは、「強制力がない」ということなのではないだろうか。


中国版RoHSや韓国版RoHSにしてもそうだが、カリフォルニア版RoHSやアルゼンチン版RoHSなど、世界中のあらゆる地域で「RoHS」という規制が始まっている。


EUのRoHS指令が全ての規制の大元になっているのは容易に想像できる。
とはいっても、規制対象物質や閾値(しきい値)は同じだが、規制対象製品が違ってくるのだが。
だから、今までEU-RoHS指令の規制対象外だった製品が他の国のRoHS対象製品になると大騒ぎするのである。


でも、この点については、大手企業は既にRoHS指令の対象製品だろうが、他の国のRoHS対象製品だろうが、特に気にしてはいないようである。
なぜなら、RoHSの対象製品だろうがそうでなかろうが関係なく、全ての製品に対しての含有化学物質調査を行っていて、有害物質の削減に努めているから。
全ての取り扱い製品に対してRoHS適合品を提供できるようなメーカも既にあるのではないだろうか。


REACHが本格的に始動すれば、SVHCの話も出てくる。
SVHCについての問合せなどは現在ほとんど来なくなったが、まだまだ調査不足と思う。
化学物質の含有調査については話題に事欠かない状況である・・・。


2009年7月3日更新


韓国のリチウムイオン電池規制

韓国にもリチウムイオン電池の規制が始まるとの情報が入った。
正しい規制の名称もよくわからないので、韓国のリチウム電池規制と呼んでおこうか。
とりあえず、ネットでいろいろと探してみたが、ピンとくる情報はまだなかった。


韓国のリチウム電池規制と聞いて、まず始めに思い出したのは、EUの新電池指令。
日本企業は対応が早いので、EU域内の各国の法整備がまだでも、すでに対応が終わっているところがほとんどなのではないだろうか。
EUの新電池指令の時もわりと騒ぎが大きかった気がするが、今回の韓国のリチウム電池規制はどうなることだろう?


ネット上のニュースなどでざっと情報を拾い集めてみたが、「あまり影響はなさそうだ」という意見もあるようである。
とはいうものの、今後もリチウム電池がなくなることはないだろうし、むしろリチウム電池のシェアが大きくなるだろうという予測もある。
国内の大手企業で、世界シェアの約6割を占めているというが、この韓国のリチウム電池規制によってどの程度の影響が出るのかは未知数なのではないだろうか。
影響を小さく見ていたが、大きくなることだってありえる。


韓国のリチウム電池規制では米国製のものは規制対象外とするといっているようで、公平性がないように思う。
だからWTOのTBT協定で「WTO違反の可能性がある」と表明するようであるが、今後どうなってしまうのか?


なぜ米国製は規制対象外なのか?
なぜ日本を含めた諸外国製には規制がかかるのか?
韓国のリチウム電池規制が始まったわけではないのでどうこういっても仕方ないのだが・・・。
深い深い事情があるようで。


2009年6月23日更新