12月19日、ECHAのプレスリリースで第6次のSVHC候補物質(認可候補物質のこと)だった20物質がCandidate Listに追加され、俗に言うSVHCリストが更新されたことが公表された。
今回の追加によって、SVHCは合計73物質になった。
実は今回のSVHC追加では、合計20物質が追加されて71物質になるものと思っていた。
というのは、2種類の物質(耐火性のセラミック繊維のことだが)については既に収載されている物質で、しかも、収載されている条件を含んだ形で再登場していたからである。
具体的には、2つの耐火性セラミック繊維は既にCandidate Listに収載されており、直径や濃度条件が記載されていたのだが、同じ繊維が第6次のSVHC候補物質として挙がった時には濃度条件などがなくなっていた。
そこで、条件がなくなる形で物質が入れ替わる(既収載のものは削除!?)と考えていたのである。
ところが、今回収載物質が確定したのは条件付のもので、内容をよく見ると、既収載物質と条件が異なっているのが分かる。
結局、異なる物質という扱いで、合計73物質となっているようなのである。
さらに今週は12月21日に、ECHA(欧州化学品庁)から欧州委員会へ認可物質として13物質を推薦したというプレスリリースも出ていた。
認可物質となると欧州で使用するなら認可が必要。
ただし、日本で使ってはいけないということではないので、若干だがEU域外が有利とも言われているようである。
どんどんSVHCは増えていくし、管理も大変になってきている。
だが、含有物質調査については、最近はAISを使った回答が増えてきており、統一化が進んできているようにも見えている。
統一化が進めば各社楽になるのに・・・、と思う。